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観劇、LIVE覚書

DRAMATIC MUSICAL COLLECTION  20140809

DRAMATIC MUSICAL COLLECTION

天王洲銀河劇場
2014.08.06〜10

構成:荻田浩一
音楽監督・編曲:宮崎誠
振付ステージング:森新吾

MUSICIAN
con・k/宮崎誠
B/蛇石徹
k/山下健吾
D/井上順之介
G/三輪達宏


〜ゴージャスボイスが紡ぐ珠玉のミュージカル・ミュージカル〜
ってことで行ってきました!
告知があったときはコンサートなの?舞台なの?って感じで、でも出演者見るかぎりコンサートだよな〜と。
DIAMOND☆DOGS主体ではない・・・のか?とか、なんか色々ハテナ〜が飛び交ったままチケット取ったんですが、すっごい楽しかったです!
以下いつも通りの感想文です。

32曲↑↓?ってなことを聞いた瞬間、夜行バス取り直しましたよ。
ええ・・・ただでさえ19時始まりって終演時間読みにくいのに、30曲以上のミュージカルソングで90分公演はないだろと。
結果大正解。
大ボリュームのコンサートに大満足!の公演でした。
ちょいちょいミュージカルやミュコンも観てはいるんですが、ここ最近良い曲だけど聞き飽きましたって楽曲がある中、このタイトルからこの選曲なんだ!とか、これ歌うんだ!とか。
なんかもー目新しい感満載だった。
ミュージカルで第一線で活躍されている方々とDのコラボレーションも素晴らしかったです。
ミュージカルソングをポップス歌ってる類TAKAがちゃんと自分達流で歌って、楽しんでるのが伝わってきて聞いてるこちらもすごくそれが楽しくて良い相互効果が生まれてたんじゃないかな。
一番驚いたのは二幕のI'll Cover You(RENT)
岡さんエンジェルでコリンズTAKAちゃん!!
パンフに全楽曲、日替わりゲストも含めて歌い手載せて全部書かれてるんですが、この曲はゲスト+類TAKAってなってて日替わりでゲスト+類さんとかもあったのかな。
とにかく、もう、岡さんだーって観てたらつつーっとTAKAちゃんが出てきた瞬間私沸騰しました。
TAKAちゃん?え?でも岡さんエンジェルパートだよ?えっ?
なにこの美女と野獣
演技もあるとは思うんですが、岡さんがひじょーに良い笑顔でですね。
エンジェルからコリンズへの笑顔と言うよりは、TAKAちゃんにもっとノっておいでって呼びかけているように見えてしまってすっごい感激してしまいました。
TAKAちゃんは背筋シャーンってのびてて、私この子のこんな畏まったところ初めて見たかもよ(あ、タンゴでもシャーンってしてたかも(笑))
終始緊張してたようだけど、それでもTAKAちゃんらしい歌で岡さんの歌に応えていて、すごくすごく良かった。
ミュージカルソングを普段ポップス歌ってる方が歌うのってやっぱり難しいと思うんです。逆もまた然り。
発声方法とか全く違うし、歌い方もね。
物語の中でその流れで歌われる歌をコンサート形式で抜き出して歌うのも、やっぱり難しい思うんです。
それをね、TAKAちゃんなりにちゃんと考えて歌ってたんじゃないかなって。
勝手な妄想なんですけど。ちゃんとそのタイトルのこと少し勉強して歌ってくれたんじゃないかなってのが感じ取れてなーんか嬉しかったんだ。
他の曲もそうだけど、一番はやっぱりこのアイルカヴァーです。
私の席からはTAKAちゃんの顔見えなかったけど、岡さんのあの笑顔が写し鏡になってると思って良いよね。

何かもう、このコンサートの集大成がこの一曲になってるんですけど(それくらい感動と衝撃だった)、鉄板ソングからここで初めて聴いた曲までたくさんありました。
モーツァルトでもよく聞くのは僕ミュや星の金貨、あとはコロラド大司教ソング(おい)なんだけど、残酷な人生。
これ、いきなり海宝くんに歌われたときは衝撃と嫉妬の嵐でした。
なんで嫉妬かは私を知ってる人は推して知るがいい!(泣笑)
東山さんとアカネさんのラブソング(といっていいのかな)から、一転してのこの世界。
物語があってこその曲だと思うので、いきなりそこに絶望したモーツァルトが現れたときはもう・・・海宝先輩パねぇってなりました。
それでもまー、あの人だったらどうもってくるかなとかひっそり頭の片隅で考えてしまう辺り私の病深いです。
だってミュージカルやミュコン見たら絶対恋しくなるんだもん!←
これはもうしょうがないよ・・・ファンだもん。(開き直り)
あともう一つ嬉しい発見が、海宝さんとTAKAちゃんの声の相性が良かったことです。
最近DではTAKAちゃん推しの私なので独断と偏見ですが、奴らは悪魔のヒルトン姉妹を海宝くんとTAKAちゃんでやったのがすごくハマッて気持良かった!
ヴァイオレットが海宝さんでデイジーがTAKAちゃんかな〜。
悪魔のような人が「奴らは悪魔〜」って歌ってるのには少し笑ってしまいそうになったけど(悪魔的な魅力のあるって意味で)二人が出てきた瞬間そっちに全て持って行かれました。
その悪魔なリーダーとTAKAちゃんが向かい合って歌ってるときのリーダーの表情がなんか好きだ。
あと岡さん(サイド・ショウで実際歌った方)がゲストの時にその歌をバリ歌うってプレッシャーないのかなって思った戸井さんはめちゃくちゃ格好良かったです。
この方の声も好き〜。ミュージカル見てるとやっぱり出会う役者さんで嬉しいです。
とっつきやすい二枚目って感じが好き〜(それを人は三枚目という)
ミュージカル本編を見てる事もあって、すごく楽しめました。
なんとなく、テリーかバディをリーダーがやってるの見て見たいなって思ったけど、やるならテリーかなぁ。とか。

40nd streetは全員集合で華やか!楽しい!
D麺は今回バックダンサー要素が多くて、だからこそ目いっぱいダンサーしてて格好良かった!
久しぶりに新吾さんの自由律見て痺れました。
振付っていってもこっからここまでおまかせ〜な感じが見て取れたけど、それもDだからこそかな。
それぞれが好きな動きしてて纏まってるのが素敵。その中ですごくよく動く森新吾(笑)
皓ちゃんもOPからもう目を引きました。
最小限の動作でスタイリッシュにキメてきて、おおっ!と驚き、その目で新吾さんを見て全身でリズムみたいになってるのにときめいた。
利さんのタップも嬉しい見せ場!子供の遊び場なんてところが今の雰囲気にも合ってていいねいいね!
二幕にもタブーやバーレスクでDの見せ場があってそこもステキステキ〜ってなってました。
特にバーレスクやNINEはDでこんなショー見たいって思ってたので凄く嬉しかった。そしてD☆Dとして踊るときのリーダーの活き活きした顔(笑)

水コンではルドルフを歌っていた東山さんは、今回海宝くんとの闇広でトートやってましたね。
水コンでのルドルフをアラフォールドルフと揶揄った事を反省する。うん、ルドルフの方があってた。
あってた・・・というか、低い音苦手なのかな?
ソロパートだと気にならないけど、海宝くんの声と重なると少しノイズがあるように聞こえてそれが凄く気になるというかひっかかってしまって歌に集中出来なかった〜。
海宝さんの声量で更に東山さんの声が聞き取りづらくなってね。
んーーーって思ってる内に闇広が終わって、続けてロスト〜に入ったんだけど、さっきの闇広なんだったのってくらいピュアな声ですっごい気持ちいいの。
もっと言えば、二幕で歌うエレクトリクシティがすごくハマッてて、実年齢と舞台上の年齢がこんなに噛みあわない人もいないなと驚きながらそのぴゅあっぴゅあの声とダンスを見てました。
ロストもよかったけどこのエレクトリクシティのダンサーを夢見る少年って役がはまる四十路手前よ。
ちょっとバレエのまねっこして踊ってみて自分で照れてきゃーって床に転がって身悶えてるところとかかわいくて仕方なかったんだけど何か悔しい。
ハーフアップに白いリボンも反則技だわ・・・
実際やると無理があるかも知れないけど、十代後半〜二十代の役いけるんじゃないかな。だめかな。だめか。

あと印象に残ってるのはフル・モンティのLET IT GO。
海宝さん出てましたよね。海宝さん、戸井さん、東山さんが歌パート。
そんで泰ちゃんがダンサー一人で活躍するんですが、DMのパンツマジックネタバレきたーーー!(笑)
バリーって音たてて黒いパンツ部分剥がしたときは笑いそうになってしまいました。
そんでそこからフル・モンティなので次々服を脱いでいくわけですが、泰ちゃんはどこで何しても泰ちゃんだなって良い意味で感動。
最後パンイチになってリーダーが持ってきた(リーダーだけスタンドマイクで歌い出したときも笑いそうになった)マイクスタンド振り回して「イエー!!」ってやってる時の背後東山義久リーダーの顔・・・!
リーダー目線で厳しめに見てるかと思いきや、その内むずむず口がゆるみだして最後苦笑。
隣の戸井さんも苦笑。アカネさんも微笑してて、なんかもう全体的にふわっふわしてました最後。
泰ちゃんのこのポップコーンみたいな弾ける軽さは才能だと思うからこのまま大切に育てて欲しい。
そう思いました。まる

あとバーレスクの最後だったかな。
戻る立ち位置間違えたらしき泰ちゃんを「おらっ」って押しやって睨み聞かせて笑ってた東山さんとたじたじしながら笑ってる泰ちゃんを見てしまって「かっわいい」ってなってました。
アレ結局なんだったんだろ?間違えたのか、ただリーダーが泰ちゃんに絡みに行ったのか。なんかこの二人が仲良くしてるの好きだわ。そして我関せずの他メンバーが好きです。
TAKAちゃんのバク宙(バク転?)を新吾さんに見とれてしまって半分しか見れなかったのが残念です。
あって思ったときにはもう回ってた←
そんで一人ずつ見せ場があるとき、踊ってる泰ちゃんの後から迫り来る森さん。
森さん近いですってくらい踊ってる泰ちゃんの真後ろに立ってて手が当たったりしないかちょっとヒヤヒヤした。
技名分からないムササビジャンプも見れて満足です。マチソワでフリを変えてくる自由律森さん・・・かっこよいです。

あ!あとあと戸井さんのラ・カージュ!
これも好きなタイトルなのでラインナップに入っててすごく嬉しかったのと戸井さんのアルバンがすごく素敵で聞き入ってたら、なんか面白いのが出てきてそっちに目が奪われた〜。
でも耳は戸井さんボイス。
皓ちゃんと利さんすごいかわいいんだけど、少し女性っぽい事をするときの新吾さんのあの表情。
フォビアではないと思うんだけど、何か抵抗があるのか照れ隠しか。皓ちゃんのお尻が心配です(叩かれて蹴られていた。それでも笑顔のエンジェル皓ちゃん)

英語詞も多かったですね。
気がつけば英語。みたいな。
何十回も聞いたような曲だとさすがに分かるんですが、舞台で1〜2度しか聞いた事ない曲だと途中で「あ!あれか〜」ってなったりして新鮮です。
離れはしないはパンフ観るまで気がつかなかった。
龍ちゃんが日本語に拘るのは聞いてる人に内容を伝えたいからって言ってたのを思いだしました。
曲も素晴らしいので聞いてるだけでも楽しいけど、歌詞が頭に入って物語を想像できたらよろ楽しめるよなぁと。
でもまーそれもこみでのミュコンだし、それを楽しんだらいいのかな。
そういった面で面白かったのはイヒョンさんの歌。
韓国語なんだけど、メロディは当たり前に知ってるメロディで、各国の訳詞家さんのお仕事マーベラスと感動しました。
ABZの時に北丸先生が元の発音と日本語にしたときの発音が同じになるように意識して訳詞したなんて事をどっかに書いてたなーなんて事も思い出したりして(ちょっとニュアンス違うかもです)改めて凄いなと思ったり。
あと、レミゼの対決では戸井バルジャンとイヒョンジャベールの日本語韓国語の掛け合いが面白くてテンションダダ上がりだった。
とちった日があったようですが、それはそれで見たかったような。弱っちいバルジャンってどんなだろ(笑)
レミゼなんかは何度も見てるから、何言ってるか分かるけど耳に入ってくるのは韓国語ってのも面白かったところかな。
それで言えば二幕冒頭のオペラ座の怪人英語verは脳みそが勝手に翻訳してくれてすごいな人間の脳って感心しました。
これはもう四季でやる度に見てるからね・・・有名な歌だしね。
それにしたってアカネさんのクリスティン凄かった〜

ジーザスクライストのスーパースターもあって「きたきた」ってワッフルしたけど、恋ブロ大希くんの命振り絞ったスパスタが頭にこびりついてるのでこっちは大人の余裕スパスタとして楽しみました。
にしたってこの時の新吾さんの髪型・・・聖☆お兄さん思いだしてしまった。そのままはり付けにしたらいい←


んー。とりあえずこんな感じでおわっとこ!
とにかくすごくすごく楽しくて、第二弾第三弾って続けていって欲しい公演がまた一つ増えました。
ちゃんとアンケートにも書いた!実現しますように!
次はTAKAちゃんでヘドヴィクとかDでロッキーホラーショウとか観てみたい!
あとサイド・ショウなら愛のトンネル〜〜!
ヘアスプレーとか春の目覚めとかキンキーブーツやプリシラもいいなぁって何か偏ってる。
でも普通のミュコンじゃないのがこのDMCだと思うので期待期待!

そんで絶賛小野田龍之介欠乏中の私です。
出演してないミュコンや舞台は観てる最中から龍ちゃんの歌とパフォーマンスが恋しくなる病。
次回DMC・・・王子様枠でどうかなあ?(笑)
あっでもゲストじゃなくてキャストじゃなきゃやだ!我が儘!