boti-poti

観劇、LIVE覚書

映画の日!

昨日は映画の日!と言う事で、そして父になるを観てきました。
泣くか笑うかしてガス抜きの目的があったんですが、からっきし泣けなかったという・・・(笑)
あくまで個人的な感想なんで、めっちゃないたよ!感動したよ!って方は泣き所スイッチが違うんだなって事でスルーしてください。
ちょっとしょっぱいこと書くからーーー
あと盛大にネタバレしてるからーーーー




少しばかり肩すかしでした。
それは私が「とんび」のような暑苦しい父子愛を想像していたからで、こっちの勝手な期待と思惑による物なんですけどね。
淡々と進むストーリー。一見なんの絡みも意味もなさそうなシーンに秘められた思惑であるとか、なんとない一言の重さとか、色んな意味で良くも悪くも日本映画らしい映画だった。
福山パパの過去のことなんかは受け取る側におもねる形であまり語られず、そして彼の意思であるとか考えもあまり語られず。もちろんそれは空気や表情、声、様々な物で表現はされているのだけれど、ストレートに泣きたかっただけになぁ・・・と、やっぱりこちらの事情。
オチは最初から読めていたので、その辺は何もないんですが、そこまででもう少し盛り上がればよかったのになーと思いました。
あと、子どもってもっと聡いよ。と。
色んな事をオブラートに包んで包んで目隠しして、おっかなびっくり子どもに触れる大人の滑稽さ。
全てではないけれど、自分達に何かが起こっている事は感じつつ、幼さ故にそれを全て言葉でぶつけることが出来ない子どもの眼差し。
ようは、セリフやそんなもので語られる内容ではないので、気軽に「ちょっと泣いてスッキリしよ」と観に行く映画ではなかったのかな。

全体的にほんと淡々としてた。まあ、人間あんまり激高したり感動して飛びあがったりってリアクションしないとおもうんですが、感情移入する場所がなかったのがな・・・
しかし叙情性たっぷりに見せているこの映画、ハリウッドでリメイクする事が決定してるらしいですね。
友達に聞いてびっくりしました。
どうやるんだと(笑)
出来るのかと(笑)
でも、アメリカ(?)は父と息子の絆って特別なものなのかな。日本ってお父さんっていてもいなくてもーなんて笑い話にされる存在ですもんね。
まー、日本で上映されても観に行きませんけども。
それよかパシリム2かアベ2を早く・・・!
私はハリウッドや海外映画にはスッキリ爽快アクションを求めるよ!