boti-poti

観劇、LIVE覚書

VENETIAN RED 2 

二幕から〜とか言いつつ一幕のもまざってる

パンフ見てサマストやるんだーって思ってたけど、まったく別物にアレンジされててあわわってなったサマーストーム。
そういえば当日は涼しくて秋風そよっててびっくりしましたがサマーストーム。
あ、何かココ素敵って感じたのは覚えてるんだけど、この後かなりぶっ飛んだことがあったのでほぼソッチに持って行かれてしまいましたサマーストーム。
でもアレンジが効いてて好き!

knock+knock
類TAKAソング!すんごいかわいいの。
楽しそうに歌う二人にこちらもほろほろ笑っちゃって、これライブでやったら楽しいだろうなーって思いながら聞いてた。
舞台でやった曲がすぐに音源化できないのがつらい。
次のアルバムに入るかどうかも判らないし・・・すごいもったいないよ〜〜。
類TAKAだけでアルバム出せないのかなぁ。

SILK MOON
かざみんと新吾さん。
紫色の薄いカーディガンに片袖だけを通して、まるで抱くように踊るかざみんが意味深〜。
そんで途中からそのカーデが新吾さんに渡って、こちらも抱くように、そんでかざみんに見せつけるように踊るのが更に意味深でドキドキ。
マチネではかざみんからバトンタッチするときに上手く袖が入らず、そのままカーデを抱いて踊ってましたが、ソワレでちゃんとしたのを見て、マチネでの対応が素早さに感心しました。
そういえば最初出てきた時、新吾さんは薔薇の花束を持ってて、それを階段の向こう側、海か運河に投げ捨ててたのもドラマチックだったな。
しかしやっぱり別れた女(死んだ?)設定多いな・・・
あ。あとちょっと曲調がタンゴっぽいところがあるのがこのナンバーのお気に入り。

Exotic Love
うん。うーんとね・・・これは笑うところだったのかもしれないけど(多分違う)反応できないままポカーンと見入ってしまってました。
ポカーンとって言うとぼうっとしてたようだけど、めっちゃ集中してみてた。
花魁皓ちゃんのターン。
最初袖と扇で顔を隠して花魁がでてきた時はリーダーかな?って思ったんだけど、くるーっと半回転して、もったいぶりながら現した顔が皓ちゃんだった時の、衝撃が、分かってもらえるだろうか。
そうきたかー!ってのと、ちょーびっじーん!!てのが同時に頭の中でシャウト上がって、もうその後は一時たりとも目が離せなくなってるんです。こわい、なにこれ、こわい!
サマストの時の納涼女形と違ってキッチリメイクも髪型も作りこんできてる本気の中塚渾身の花魁でした。
めーっちゃきれいだった〜。
もちろん見た目だけでなく、長い裾をさばきつつすすすーっと滑るように踊る様や、扇を両手でバッと開くとことか見所も満載。
そして終始ドヤ顔。
あわあわしてる内にあっという間に終わってしまって、最後背中まで着物をはだけさせての見返り美人は一幕の狂気の沙汰マッチョの微塵の影もございませんでした。
もしかしてこれやるためにすらっとしたー?って思うくらいはまってて、こーゆーのもアリかーと色々ごにゃごにゃ考えてしまった。
とにもかくにも皓ちゃんのフレッシュなお色気にノックダウンでございました。

HEAVEN
一滴の清涼剤!ほっと一息つけるナンバーに笑顔もほろほろ。
利泰で、なつかしのアミーゴズ!
今回新吾さんはチンピラ役ですぐにはけてしまいましたが、結構泰ちゃんのラテンに押されていたような気がする〜。
肩の具合がわりーんだよなって感じで上手から出てきた利さんが下手から出てきたチンピラ新吾さんと肩ぶつけ合ったのが切っ掛け。
具合が悪かった方が上がるようになったー!四十肩なおったー!と大喜びする利さんに、因縁つけようとした新吾さんが押されていると、そこに仲間の泰ちゃんまで現れて、ラテンのリズムでレッツゴー☆
あきれた感じで去ってく新吾さんを見送ったら、今度はバレリーナのかっこした皓ちゃんが出てきて、二人は彼女(?)に猛アピール。
その本気なの?ってテンションがおっかしーのと、皓ちゃんの「いいオンナッぷり」がおかしーのとでめっちゃ笑った〜。
ラテン音楽クラシックバレエの競演。
愉快で心がぱっと晴れ渡るナンバーだった!やっぱり笑いは必須!

miss youからHIKARIまでの流れが・・・区切られてるのか一連なのかわからないのですが、余りにも濃厚で、びっくりしすぎてびゃーってなった記憶しかない。
BLぽいのが流行ってるんでしょうか・・・バッカクもふたを開けたらBLだったそうで、そりゃー賛否両論噴火すらーなと思ったもんだけど、ダンスだとまた雰囲気が曖昧で、別に何かを意図して作ったわけじゃないんだろーなとソワレ見て落ち着きました。
結局よこしまな目になってしまうのは自分自身の問題ってことだもんなーと。
しっかしまさかここで新吾さんとリーダーが来るとは思ってなかったのでマチネはびゃーってなったままだった。おばかさん。
この時の曲もソウファン?一瞬ピュアギャラの新吾さんのターンが思い浮かんだんだけど、アレはもっとギャーンとギターが響いてたので違うかな。
クラシックアレンジだとソウファンって思ってしまう単調な脳細胞。
2〜3年前なら皓ちゃんとやったんじゃないかなって構成だけど、それを新吾さんとやるとこんなに変わるのかと。
筋肉のつき方で少し新吾さんが小柄に見えてしまうのがいけない。いけないわ・・・でも目をそらせないわ・・・困るわぁの繰り返しです。
肘と肘を左右交互に突きあわせるだけでどうしてあんなにいやらしくなるの!教えて神様!(それは二人が半裸だからです)
神様と言えばかざみんはどのポジションになるのか・・・神様?
白いブリーフ一枚(違)になったときもどうしようかと思ったけど、その後花びら舞い散る中踊る姿はニンフのようでもあったし、ファンタスティックでした。
うん、そうそう。クラシックバレエとかえねっちけーで見るとこゆのあるよね。
そうそう。そんでリーダーと新吾さんがくんずほぐれつ(不適切な表現)踊ってるの見て、何故だか頭に浮かんだのはニジンスキーでした。
皆で二人をリフトするところがあるんだけど、新吾さんは姿勢崩さずすーっと上がるのに、リーダーが毎回持ち上がった所でぐらっとなってしまって、ここが二人そろってすーっときれいに上がれば見応えあるのにな!と惜しい気持ちになりました。
ほんとに、ソコだけなんだよ〜。
持ち上げられて上半身スポット浴びて寄り添い、新吾さんがどっかあらぬ方向を示唆するようにポーズとる瞬間は神話の世界の一幕の用でもあったの!
だからあのリフトのぐらっが気になって気になって・・・。
明日、明後日辺りにはすーっと上がるようになってるんだろうか。
できれば完成形として、このナンバーはもう一回観たいです。
でも濃密過ぎるから前後どっちかに軽いナンバー入れて欲しい。
かざみんソロが終わるまで息も吐かせぬ展開でめっちゃ疲れた。
あ、でもソロ終わって舞台中央にうずくまったかざみんを、でてきたリーダーがコートの裾で隠すって演出はマーベラス
シルクハット被ったリーダーが恰幅よく見えて、パトロンが愛人を観衆の目から隠すような印象を受けたの!
やっぱニジンスキー

ラストー!
泰ちゃんソロパートから皓ちゃん、そっから利さん。その後は忘れたけど、危なっかしいのトップに持ってきたなと思った失礼をここでお詫び申し上げます。誰に。
歌はさておき、また見たいなーって思ってたマスカレ最後の曲〜。
確かあの時はマスカレード・ドリームとかってなってたけど、今回はPure Gold?
この辺が毎回分かりません。誰かただし曲名を・・・。FCにもそんなページなかったよなぁ。
んでも荘厳華麗な曲に8人の男たち。衣装もあの時のジャケットとパンツでにんまり。
ぱっと左右に散って最後にリーダーが現れるところは人数多いほうが見栄えするなとは思うけど、この曲のふくらみが好きなのでとりあえずそっちは置いとく。
でもまた大人数の奥行きあるステージでこのナンバーが見たいな。

カテコはセブンスターズ
曲がかかった瞬間、そういやこれまだやってなかったって気がついてびっくりした。
カテコでこれって珍しい?気がするのだけどそうでもないのかな。
両端に階段があるからか、ぐるぐる回って指差しはなかったけど、それはまあそれで。
ソワレは一瞬目を離した隙に目の前の利さんにリーダーが何かしたか言ったかで、目を戻したときには利さんむくれちゃってんの。
後ろで踊るリーダーをじとーっと睨んで、踊りもせずにハイハイって感じで移動だけして。それがめっちゃ面白くて笑っちゃいました。
リーダー一体何したんでしょうね?
もちろん途中からちゃんと踊って参加してたけど、あの利さんは良い利さんだった。
そんであやまりもせずニヤニヤ笑ってるリーダーも良いリーダーだった。
コメントはマチネが皓ちゃん、ソワレが泰ちゃん。予め決められてたのかな?
泰ちゃんのちゃんとしゃべってるんだけど気がぬけて聞こえる喋り方は健在でした。



こっから先はどこのどのシーンだったか全く分からない零れ感想です。

全員が出てきて踊ってるとき、じーっと踊ってるメンバーを見ているリーダーはいつものことなんだけど、皓ちゃん、利さんときて、新吾さんが来た時に見んでも大丈夫な感じでぷいっと違う方向いてるのね。自分の番に備えて集中なのかなーって思うけど、かんぐっちゃったよ。だめだよ。
そんでかざみんとリーダーと新吾さんの三人で踊ってるとき、椅子に立ってる新吾さんを抱えてくるっと反転するとこがあって、リーダーが誰かを抱えるって新鮮な気がして、さらにソワレで新吾さんが被ってた帽子が飛んじゃったんだけどちゃんとキャッチしてて対応力すごいなーって。
ほんと今回二人がくむことが多くて眼福だったけどそわそわした。
あと新吾さんが後半本気で苦しそうで。汗ハンパないのは相変わらずだけど前にツイッターで薬がどうとか呟いてたのをふと思い出してしまって、循環器系とかまかり間違っても心臓とかじゃないといいなと演技でもないことを考えてしまいました。
以前もみるみる真っ白になったり、つらそうな顔することはあったけど、あそこまでくっちゃくちゃになるのは観たことない気がしたので・・・こうゆうのはファンの及ぶところじゃないと思うんだけど、もっともっと踊ってるのを見たいからついねー。
でもリーダーや豪さん、もっともっと利の離れてるジロさんや王子が現役で踊ってるんだからまだまだ大丈夫だよね!
そんな事を書きつつも、一年位前から大分森新吾熱が落ち着いてきて、全体的に見れるようになったのは収穫。
新吾さん利さんはもちろん、皓ちゃんもTAKAちゃんも気になるし、泰ちゃんがめきめき頑張っててその成果を観るのも楽しい。
特に今回は(今回も?)歌チームのダンスがすごくて、TAKAちゃんのターンなんて他のダンサーよりキレがあったよ!
OPだったかな、後列であんまり目立たないはずなのに、シュパッとまわってピタッと止まるその緩急に思わず目が行っちゃった。
類ちゃんも踊りまくってたし、逆を言えば新吾さんとリーダーがソロをとってたりと、どんどん7人が一体化してってるのを感じた。
役割って確かに大事だけど、でもその役割だけに捕らわれないで色んな事を誰もが出来るようになるのは最高だと思う。

実はと言えば、新旧交えてって辺りで今回の公演スルーしてもいいかなとゆー状況だったんだけど、本当に行って良かった。
毎回同じこと書いてるけど、今回のはナンバーの新旧じゃなくて、これからのDIAMOND☆DOGSがどうなってくのかが観れた公演だったと思うの。
まだまだ進化するし、突っ走ってる彼らから目を離すことは出来ないなーと。
だってDVDはがまんって思ってたのに予約してしまいましたからね。発売したらすぐ観たいじゃんよ!
あまり感想では触れてないけど、かざみんほぼ出ずっぱで、だからこそ触れてるとキリがないんだけど、でも、出しゃばって無くていいんだよ〜〜!
でも考えてみたら後半はDだけの公演ってないんだわーと気づいた。7人揃ってるのをるの観られるのは年末のSHINSENGUMIかな。
そういやこっちも脚本・演出に荻田センセとならんで新吾さんの名前があってびっくりしたんだけど・・・。最初からあったっけ?
演出をやるのか、脚本を新吾さんも書くのか謎ですが、とりあえず楽しみに待ってよう。
何かもう、本当に楽しみしかないです。
ありがとうDIAMOND☆DOGS